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2016-07-30 | なかのひと6号

ひと 枇杷木陽一さん

「メディア情報学部記者クラブ」便りNO.29 (配信日:2015/07/06)
メディア情報学部の教員・授業・催し・施設・先輩等々の魅力について、メディア情報学部でマスメディアを学ぶ学生記者が取材し、レポートします。

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駿大生の就職活動をサポートし、キャリアアップを支援するのが、キャリアセンターの事務職員の方々。そのひとり、枇杷木 陽一(ひわき・よういち)さんは、キャリアセンター就職支援課のキャリアアドバイザーとして活躍されている。

キャリアセンターの仕事は多岐にわたる。第二講義棟1Fのスペースに求人票掲示板や個別企業ファイルコーナー、パソコン検索コーナーなどを開設。利用する学生に対応するほか、就職ガイダンス、業界セミナー、実践(模擬試験・模擬面接など)講座、資格取得講座等々の就職支援プログラムを展開している。3年生からは学生一人ひとりに職員(キャリアアドバイザー)がつき、全面的にサポートする体制を整えていることも本学の特長だ。

枇杷木さんは、主にメディア情報学部の学生のキャリアアドバイザーを務めており、実は筆者も枇杷木さんの担当学生の一人だ。履歴書やエントリーシートの書き方、面接の心構えなど、たくさんのことを教えて頂いた。今回は逆に筆者が枇杷木さんにいろいろと質問をしていきたいと思う。

枇杷木さんは、駿河台大学メディア情報学部の前身である文化情報学部の卒業生。筆者の8年先輩にあたる。駿河台大学の職員となり、教務課を経て現在の就職支援課に。今年で5年目となる。「同世代の人たちが通っている大学であれば、自分が人のために何かできることがあるのではないか」と考え、出身大学の職員になることを決めたという。

学生時代の思い出をお聞きしたところ、オーストラリアに半年間留学したことを挙げてくれた。大学2年生まではやりたいことや目標を見つけられず、危機感を感じていた。何かしなくてはいけないと考え、留学を決意したが、オーストラリアでは多くの人が目標に向かって努力している姿を目の当たりにした。「自分は何もしていないことが恥ずかしかった。感化された」そうだ。

帰国後は留学前にも行っていたボランティアに本格的に取り組んだ。印象的だったのは、両親を亡くしたモルディブ共和国の子供と日本の高校生、大学生を交流させるボランティア。枇杷木さんはそこで、モルディブの子供たちをサポートする役目を担った。「ボランティアは難しいけれど、普通に大学生活を送るだけでは学ぶことができないことを知ることができ、世界を少しでも近くに感じることができて良かった」とのこと。こうした経験が、今でも活きているという。

キャリアアドバイザーの仕事で難しいのは、学生によって状況が違い、アドバイスに「正解」というものがないこと。学生を納得させるアドバイスができず、混乱させてしまう場合は辛いという。より適切なアドバイスをするために、外部の研修などに参加するなどして、勉強に励む毎日だ。一方、やりがい感じるのは、学生が就職活動を通じて社会常識や思考力を徐々に身につけていき成長していく、そんな姿を見ているときだと言う。その姿を見て、自分も変わっていなきゃいけないと感じるそうだ。今の目標は、「学生のために自分自身にできることは何か」を追及することだ。

最後に枇杷木さんに受験生、在学生に対して、一言を頂いた。
「大学は自由な場所だと思う。自分が何かをやろうと思えばできるはずだし、難しいのであれば、それを通じて学ぶことができるからやってみるべきだと思う。大学というのはチャレンジできる場であるから、楽しんでほしい」

(瀬戸ゼミ4年 押木智也)

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