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2016-07-30 | なかのひと6号

授業 ソーシャルメディア論

「メディア情報学部記者クラブ」便りNO.34 (配信日:2015/09/10)
メディア情報学部の教員・授業・催し・施設・先輩等々の魅力について、メディア情報学部でマスメディアを学ぶ学生記者が取材し、レポートします。

20150910media_01駿河台大学は、日本で最初に文化情報学部(後のメディア情報学部)が誕生した大学であり、早いうちからインターネット接続環境が整備されていた。そんな学部の歴史を象徴するような科目の一つが、今回紹介する「ソーシャルメディア論」である。
担当しているのは、杜 正文(と・せいぶん)教授。主にインターネットの歴史・仕組み・利用、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の仕組み・利用について、15回(1回90分)にわたって講義している。ソーシャルメディアを中心として、コンテンツ提供の仕組みとともに、既存メディアの情報収集・発信との違いを理解してもらうことを目指す。最終的には、学生の情報受信能力、情報発信能力、情報リテラシー能力、情報セキュリティ能力を育むことが目標だ。

杜先生は、『ソーシャルメディア論』のほか『データベース設計論』『ネットワーク運用論』『情報セキュリティ論』などの授業を担当。学外でも埼玉県民活動総合センターでマルチメディア関連の講座を開くなど、積極的に活動している。

杜先生が『ソーシャルメディア論』の講義をする際に心がけているのは、「常に最新情報を収集して、最新の情報を伝えること。新聞やテレビ報道に目を配り、学会に積極的に参加して、情報を収集し、それを授業に活かすようにしている」という。私も授業を受けたが、確かに、最近の日付の入った新聞記事や、テレビで話題になった情報に関する資料がたくさん配布されたことを覚えている。そのためとても親しみやすく、内容が頭に入ってきやすかった。優しく、包み込むような先生の声も、内容がスッと入ってくる理由の一つのわけだが。
この授業で杜先生が強調するのは、「最新の情報の意味をしっかりと理解してほしい」ということだ。「新聞などのメディアから情報を入手するわけだが、その情報を丸呑みせず、真実を選別する力を身につけてほしい」と話す。

昔と今とでは、杜先生の授業は大きく変わったという。まず授業の仕方。マルチメディアの発達のおかげで、板書やビデオテープなどのアナログから、パソコンのパワーポイントなどのデジタルになった。また、「昔の学生は良く質問をしてきた。でも今はおとなしくてあまり質問してこない」と学生の変化も感じるそう。杜先生が学生に求めるのは、わからないことがあれば遠慮せずに質問することだ。「今は受講者が多くなっているので、双方向授業というのがなかなか難しい。だからこそ、質問することが大事になってくる」。

ソーシャルメディアに興味のある学生には、お薦めの授業だ。

(瀬戸ゼミ4年 高木洋輔)

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