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2016-07-30 | なかのひと6号

授業 映像作品研究

「メディア情報学部記者クラブ」便りNO.39 (配信日:2015/12/30)
メディア情報学部の教員・授業・催し・施設・先輩等々の魅力について、メディア情報学部でマスメディアを学ぶ学生記者が取材し、レポートします。

今回紹介する授業は、メディア情報学部の今村庸一教授が担当する「映像作品研究」。「研究」と聞くと、難しく堅苦しいイメージがあるかもしれないが、アメリカ映画史に刻まれる数々の名作を通じて、その作品の背景にある文化や歴史について学ぶ、とても面白い授業だ。

この授業では、アメリカ映画の名作を題材に、毎回、作品やドキュメンタリーを見ながら、巨大産業としての映画と、その作品が作られた時代背景や社会背景を考察する。かつては古典的な作品を中心とした授業だったそうだが、最近ではアメリカのサイレント映画、ウォルト・ディズニー、「ゴットファーザー」シリーズで知られる巨匠フランシス・コッポラなど、過去から現代までの幅広い作品や製作者にスポットを当てアメリカ映画の変遷をたどる。コッポラらにも大きな影響を与えた黒澤明監督作品にもスポットを当てる。

将来、映像制作に携わる仕事がしたいなら、映像作品をただ鑑賞するだけではなく、映像の裏に隠された文化や歴史について学ぶとともに、創造力や発想力を養わなければならない。授業を履修した学生からは「映像作品の見方が変わった!」などの感想が寄せられている。映画文化や映像作品に少しでも興味がある人なら、この授業から得るものは多いのではないだろうか。

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今村先生は放送作家、ジャーナリストとしても活躍されていたこともあり、テレビにも出演した経験がある映像の専門家だ。この授業について一言お願いすると、「『見る側』より『見せる側』になるには、『見る側』よりも何倍も勉強しなくてはいけない。そのためにも、過去の作品をたくさん見てほしい」とメッセージをいただいた。今村先生はこの授業を通して、学生たちに映画を「見る側」からではなく「作る側」の立場から考えてほしいと強調する。そして「いつの日か教え子の中からプロの映画製作者が誕生してほしい」とも。

映像のプロを目指すあなた。優しく穏やかな今村先生のもとで一緒に映像を学んでみませんか。

(瀬戸ゼミ3年 山本悟史)

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